Minor revision における査読者の変更 Editage Insights2019/08/12(月) - 04:26 New
Minor revisionについて再投稿後、5週間たってもAwaiting Reviewer Assignmentの状態です。編集部にに問い合わせたところ、査読者が決まらないとのことでした。Minor revisionで査読者が変わることはよくあるのでしょうか。またその場合新たなreviewerによる初回にはなかった指摘が加わることとなるのでしょうか。
0
Invisibility
回答:
軽微な修正後に投稿された原稿を新たな査読者がレビューすることは、珍しいことではありません。新たな査読者が必要になる理由として考えられるのは、最初の査読者が多忙のために査読から手を引いた場合などです。ジャーナル編集者は、査読者探しに常に苦労しています。査読者自身が、多忙な研究者だからです。また、ジャーナルには大量の論文が投稿されているので、膨大な業務の処理に時間がかかっています。
2つ目のご質問ですが、最初の査読者が指摘しなかった点を、新しい査読者が指摘するということは、おおいに考えられます。新しい査読者は違った視点を持っているかもしれませんし、ほかの人が気づかなかった点に気づけるかもしれません。新しい査読者が決まれば、論文のステータスは更新されるでしょう。新しい査読者からのコメントがあれば、論文をさらに修正しなければならないかもしれません。でも、それも原稿をブラッシュアップして論文をより頑健なものにするためなので、憂鬱に思わないようにしましょう。
関連記事:
コメント