原稿がリジェクトされてしまったとのこと、しかもエディテージの英文校正を受けられていたとのこと、大変残念です。「学術的な内容度が低い」とは、科学論文の体裁になっていないということかもしれません。そうであれば、論文をletter to the editorとするのも一案です。これは通常、出版済み論文に対して書かれるものですが、意見や論評を述べるために、独立した形で書かれることもあります。こちらを検討する場合は、可能かどうか、まずは編集者に相談してみましょう。場合によっては、編集者側からこのような方法を提案されることもあります。もし、letter to the editorとして受け付けることはできないということであれば、別のジャーナルへの投稿を考えることになるでしょう。letter to the editorについては、こちらの記事を参考にしてください。
一方、自分の原稿は科学論文であるという確信がある場合は、対象範囲がよりマッチしたジャーナルに投稿する必要があります。具体的なジャーナルをおすすめすることはできませんので、ターゲットジャーナルを選ぶ際の指針をお伝えしたいと思います。頂いた情報を踏まえると、あなたの原稿は、薬学/薬剤師や行動心理学、もしくは何らかの学際領域のジャーナルに合うのではないでしょうか。DOAJなどのオンラインデータベースで、同様のトピックやテーマを扱った論文を探し、それらが掲載されたジャーナルを確認してみましょう。こうすることで、ターゲットジャーナルが絞れます。いくつ候補が挙がったら、原稿の詳細と前回の投稿の経緯を添えて、それぞれのジャーナルに投稿前の問い合わせを送ることを検討してみましょう。以下の記事も参考にして、ターゲットジャーナルを上手に選び、リジェクトの可能性を最小限に抑えましょう:
また、修正した原稿を、私たちのAI型新プラットフォーム、R PubSureにアップロードすることもぜひご検討ください。このプラットフォームは、デスクリジェクトの可能性を最小限に抑えることを目指し、マシンで原稿のチェックを行なって、投稿に向けて原稿を改良できるようにするものです。原稿が修正できたら、それをプラットフォームの複数の編集者に見てもらうことができます。その中から、あなたの原稿を自分のジャーナルで出版したいという編集者が出てくるかもしれません。ただし、R Pubsureは現状では英語でのみ使用可能なので、原稿が日本語の場合はご利用頂けません。その場合は、今後の機会にぜひご利用ください。R Pubsureについての詳細はこちらからご覧頂けます。
原稿を、より適した形式で、またはより適したジャーナルへ投稿できるよう、応援しています!