変更が可能かどうかは、ジャーナルの方針や、採用しているシステム次第です。すべてのジャーナルがこのような変更を認めているわけではないので、認められない場合は、論文を取り下げて別のジャーナルに投稿し直す必要があるかもしれません。情報の変更が可能かどうかは、ジャーナルが投稿フォームの修正を認めているかどうかを確認すれば分かります。認めていない場合は、状況をジャーナルに説明しましょう。許可が得られれば、修正方法を案内してもらえるでしょう。修正した投稿フォームのアップロード用リンクが用意されるか、メールでの送付を求められるでしょう。
今回の問題について編集者に連絡することに不安を感じているのであれば、その必要はありません。ほとんどの場合、編集者(または管理運営チーム)は非常に協力的だからです。非協力的な場合は、先述したように、論文を取り下げて別のジャーナルに投稿することを検討しましょう(この場合、取り下げの確認書を受け取って、一連のやり取りを保存しておき、次の投稿先と明快なやり取りができるようにしましょう)。
また、今後このような事態を避けるために、チェックリストを用意しておき、すべての項目をクリアした投稿パッケージを仕上げられるようにしましょう。その際は、こちらのマイクロラーニング・コースが役立つかもしれません:How to prepare a great journal submission package
今回のことはちょっとしたミスと思われるかもしれませんが、助成関連情報の不備は、利益相反の隠蔽を疑われることもあるため、オーサーシップの問題と同等(またはそれ以上)に深刻なものと見なされる可能性があります。したがって、繰り返しになりますが、今後論文を投稿する際は、同様のミスが起きないよう十分注意しましょう。
今回の問題が円満に解決されることを願っています!
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