投稿前の質問(pre-submission inquiry)の段階で投稿を断られたことは、残念でした。しかし、見方によっては、よかったとも言えます。なぜなら、投稿後にデスクリジェクトされるまでの時間を節約できたからです。この時間を使って、別のターゲットジャーナルに投稿前の質問を送りましょう。その中から、あなたの論文に関心を寄せてくれるジャーナルが見つかるでしょう。
したがって、ご質問の回答は、「最初のジャーナルへの投稿は取りやめ、次に進むこと」です。仮に、投稿した後にリジェクトされたとすると、その間(少なくとも2週間程度)は身動きが取れない(つまり、ほかのジャーナルに投稿できない)状態になります。それなら、最初のジャーナルはあきらめて、別のジャーナルにトライするのが効率的と言えます。
投稿前に質問状を送ったのは、賢明な行動です。今後、別のジャーナルへの投稿を検討する際も、同様の行動を取るようにしましょう。
以下の記事を参考にして、ジャーナルに受け入れてもらえる可能性を高めましょう:
また、人工知能を搭載した、論文投稿のための新プラットフォーム「R Pubsure」もぜひご利用ください。このプラットフォームには、デスクリジェクトの可能性を最小限に抑えるための2つの機能が備わっています。1つは、論文を投稿できる状態にブラッシュアップするためのマシンチェック機能です。もう1つは、投稿できる状態に仕上がった論文を複数の編集者に公開し、自誌へのマッチングを検討してもらえる機能です。ただし、現時点でこのプラットフォームが対応しているのは、英語論文のみです。いずれにせよ、今後のために知っておく価値はあると思いますので、詳細はこちらで確認してみてください。
次のジャーナルで論文が受け入れられることを願っています!