優れた研究は優れた文献検索から始まります。研究者は、分野の最新動向や関連情報を隈なく把握しておかなければなりません。さもなくば、不安定な土台の上に研究を積み上げることになってしまうでしょう。
とは言え、複数の学術データベースを隅々まで調べて必要な文献を探しだす作業は、時間を要する退屈なタスクとなることもあります。出版論文数や論文出版プラットフォームが増加の一途をたどる昨今においては、なおのことでしょう。
昨年は、多くの研究者が、次々と公開される新型コロナウイルス関連の知見を追いかけるために、より素早く情報を処理する必要に迫られました。かつてないほど効率的な文献検索の重要性が浮き彫りなった年と言えます。
そうした状況を受け、科学の進歩を促進するテクノロジー企業であるカクタス・コミュニケーションズ(CACTUS)は、研究者が文献にアクセスするための最善のアプローチを見出す手助けをするために、文献検索に関するオンライン・グローバルシンポジウムを開催します。2021年5月28日に開催されるこのシンポジウムでは、効率的でストレスフリーな文献検索のための様々なアプローチを知ることができます。
本イベントは2部構成となっています。前半は、経験豊富な研究者やジャーナル編集者が、優れた文献検索戦略を立てるためのヒントを紹介します。後半は、文献検索のテクノロジーソリューションをテーマとしたパネルディスカッションで、文献検索の最適化を目指してCACTUSが開発したR DiscoveryやAIベースのモバイルアプリについて紹介します。
開催日時:
2021年5月28日(金)23時~
登壇者:
ジェイコブ・D・ウィッカム(Dr. Jacob D. Wickham)博士
Integrative Zoology誌マネージングエディター、中国科学院動物学助教、ラトガーズ大学昆虫学非常勤教授
シッダールタ・ヴァーシュネイ(Siddharth Varshney)
カクタス・コミュニケーションズ Researcher.life部門代表
ネハ・ラシュア(Neha Lasure)氏、生物学者
スネハ・クルカルニ(Sneha Kulkarni)
エディテージ・インサイト編集長(モデレーター)
このシンポジウムに参加すれば、専門家から学べるだけでなく、Q&Aセッションを通して専門家と交流する機会が得られ、さらに世界中の研究者たちとつながることができます。
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