ドナルド・サミュラック博士(カクタス・コミュニケーションズ、エディテージ米国オフィス代表)が聞く対談シリーズ:パート2
【参加者】
アン・ウッズ博士(Dr. Anne Woods、WKH看護師長)
ショーン・ケネディ氏(Shawn Kennedy、American Journal of Nursing誌編集長)
ジャーナル編集者がもっとも困るのは、投稿規定を守っていない原稿やジャーナルの目的と対象領域に合っていない原稿が投稿されてくるケースで、スペルミスのある原稿やフォーマット整理が不完全な原稿も困りもの―ジャーナル編集者と査読者は、見映えの悪いお粗末な状態の原稿について、その研究内容もまた粗雑で出版に値しないものだと考えがちだと語るショーン氏。ウッズ博士は、著者は論文の「書き方」も重要であるということを認識しておく必要があり、非英語ネイティブの著者であれば、専門の論文校正会社の力を借りて、論文がグローバルな出版基準を満たすようにすべきだと主張します。サミュラック博士は、著者に必要なこととして、読み手を意識しながら書くことと、論文を最初に見るのは学術出版の門番である編集者と査読者であることを忘れないようにすることを挙げています。
本対談シリーズのその他のパート: