キャリアや私生活の充実を願って、決意も新たに新年度を迎えた方も多いことでしょう。しかし、その決意を実現するには、本気で計画を立てる必要があります。この記事では、研究者としてのキャリアを発展させるための、基本的でありながら有益なヒントを紹介します。
以下のインフォグラフィックには、2019年に研究者としてのキャリアを発展させるための6つ方法がまとめられており、新たな視点でタスクに取り組む方法や、簡単に実行できる刺激的で行動指向型のタスクなどが提案されています。
※こちらの図はPDF版のダウンロードが可能です。参考資料としてお気軽にご利用ください。
キャリアを発展させるための6つの心得(2019年版)
1. 積極的に行動する
・新たなスキルを身に付け、持っているスキルをさらに伸ばす
・専門分野の面白そうな会議やイベント、業界動向などの最新情報を常に把握しておく
・履歴書を定期的にアップデートする
2. 幅広いライティングスキルを身に付ける
・原著論文以外のフォーマット(研究ブログ、意見記事など)にも挑戦する
・より幅広い層に研究を発信する方法を模索する(サマリー動画など)
3. 十分な情報を得た上で意思決定をする
・思いがけない不快感や落胆を避けるために、十分な情報を得てから判断を下す
・倫理基準、著者資格の概要、ジャーナル選びの仕方など、知識が不足している事柄について勉強する
4. ネットワークを構築する
・研究者向けのネットワークやソーシャルメディアを活用する
・専門分野や業界内の関係者と交流する
・共同研究など、外で研究する機会を積極的に探る
5. 人の手を借りる
・参考文献を探す、意見を求めるなどの簡単な内容でも、人に助けを求めることを躊躇しない
・遅れやミスが起こりそうな問題が発生したら、くよくよ悩まずに必ず助けを求める
6. ポジティブでいることを心掛ける
・困難、失敗、リジェクトに直面してもくじけない
・困難を障害と捉えるのではなく、成功への新たな道を探る学びの機会と捉える