エディテージ・インサイトを運営するエディテージ(カクタス・コミュニケーションズ)の米国オフィス代表、ドナルド・サミュラック(Donald Samulack)氏が、ロンドンのDigital ScienceオフィスにてOverleaf(オーバーリーフ)の共同創始者でありCEOのジョン・ハマースリー(John Hammersley)氏と対談しました。
ハマースリー氏はインタビューシリーズ第1話で、Overleafの基本的な機能について説明しています。Overleafは共同執筆と出版のためのクラウド型ツールで、多様なフォーマットに対応しており、ジャーナルへの論文投稿過程のワークフローと統合させることもできます。
今回のインタビューシリーズ第2話では、著者とその指導教授、ジャーナル編集者、査読者に至るまで、ありとあらゆる出版関係者間の共同作業を可能にするツールとしてのOverleafについて、詳しい説明を聞くことができます。Overleafは、LaTeX上での多言語のオートコレクト機能を持ち、ジャーナルへの投稿テンプレート作成もサポートしています。植字機能を使うと、活字化された状態を見ることもできます。また、提携ジャーナルのテンプレートの他、ユーザーが自分で選んだテンプレートをアップロードすることも可能です。これらの機能により、Overleafはコミュニティに根差したサービスモデルとなっています。
本インタビューシリーズ:
- 第1話:Overleaf(オーバーリーフ)― 著者と出版社のためのクラウド型執筆・出版コラボレーションプラットフォーム
- 第3話: How Overleaf helps authors from Asia and other non-English-speaking countries
- 第4話: Overleaf - Making science more open, reproducible, and collaborative
情報開示: エディテージはOverleaf(オーバーリーフ)と提携し、Overleafを利用する著者がエディテージに論文を直接トランスファー(転送)して校正サービス全般を受けられるようにしました。ただし本インタビューはエディテージ・インサイトが独自に行なったものであり、金銭的な利益相反はありません。