Question Description:
一流ジャーナルに論文を投稿し、1ヶ月後に査読コメントが届きました。3人中2人の査読者は私の論文を肯定的に評価してくれ、いくつかコメントももらいました。しかし、1人の査読者(専門分野が違う可能性もあると思います)が的外れなコメントを述べて再投稿を提案し、結局論文はリジェクトされました。私はこれに対して反論すべきでしょうか? 抗議することで、掲載の望みが出てくるでしょうか。ご回答よろしくお願いいたします!
回答
査読者によって意見が異なるのはよくあることです。査読結果が否定的なものだからといって、必ずしも査読者のコメントが偏っているとか、的外れであるとは限りません。また、1人の査読者の意見に基づいて編集者が偏った判断をすることはまずありません。あなたの論文の最終決定権は編集者にあるということを忘れないでください。編集者は、査読者コメントを見ながらあなたの論文に目を通します。査読者ができるのは、提案だけです。
編集者の決定に不服があるのなら、特別に禁じられていない限り、その決定に抗議を行うことは可能です。編集者の見解の1つ1つに対する反論を示して、編集委員会に抗議することができます。この場合、あなたの反論が確固としたエビデンスに基づいていることが肝心です。また、メールを送る際は、丁寧なやり取りを心がけましょう。
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