博士号取得者・ポスドク研究者にとって、キャリアフェア(就職・求人フェア)は、研究職を探し、研究資金助成機関の人と出会い、学術界以外の仕事について知る絶好の機会です。
キャリアフェアに参加する際に避けた方がよいことを以下にまとめました。
1. 何も準備をしないで行く
キャリアフェアについて全く知らない状態で会場に行くことは避けましょう。データを集め、出展予定の学術・研究機関や企業についての知識を得ておきましょう。興味をひかれる求人を見つけ、その求人に興味があることを示せるような質問を考えておきましょう。
2. CVを持たずに行く
アップデート済みのCVを必ず持っていきましょう。キャリアフェア当日にCVを受け付けている学術・研究機関や企業もあります。最新の状態に更新したCVや自分の連絡先を添えた名刺などを、十分な数だけ準備して持っていくようにしましょう。
3. カジュアルすぎる服装で出かける
服装はカジュアルすぎないようにしましょう。キャリアフェアはミニ面接(インタビュー)でもあります!きちんとした服装で、印象を良くすることを考えましょう。
4. 時間が遅くなってから行く
キャリアフェアには多くの人が参加します。早い時間帯に到着すれば、将来雇用者となるかもしれない人と話す時間が長くとれるでしょう。
5. ネットワークを広げることに消極的である
人に話しかけることをためらわないようにしましょう。キャリアフェアは自分のネットワークを広げる良い機会です。自信をもって人々に話しかけましょう。
6. イライラする
1つのブースに長時間居座らないようにしましょう。話しかけたいと思っていたリクルーターが忙しそうだったら、時間をおいてまた訪問するようにしましょう。
ブースにいるときも、忍耐強く、自分の順番を待って話すようにしましょう。他の人の話をさえぎってはいけません。
7. 過剰に熱心になる
フェアの直後にリクルーターにメールを送りつけないようにしましょう。話をした人に連絡するのは、イベント後、少なくとも2日経ってからにしましょう。メールでは、自分と交わした会話の内容から、相手が思い出してくれそうなことについて触れてみましょう。
さらにもう1つアドバイスを。キャリアフェアで一日中歩き回るとくたくたになるので、飲食や休憩を適度にとりましょう。未来の雇用者に話しかけるときに、疲れて見えたり、興味がなさそうに見えたりしたら最悪です。
皆さんの求職活動がうまく行きますように!