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「査読におけるアイデンティティ」―著者、査読者、ジャーナルそれぞれの視点

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「査読におけるアイデンティティ」―著者、査読者、ジャーナルそれぞれの視点 Editage Insights2021/09/08(水) - 13:25New

ピアレビュー(査読)について話し合う場合は、そのプロセス(仕組み、短所、長所など)に注目が集まりがちです。そんな中、今年のピアレビュー・ウィーク2021では、「アイデンティティ」に焦点を当てます。「査読におけるアイデンティティ」をテーマに掲げて、査読に関わる人々のアイデンティティについて考え、アイデンティティが査読への理解と経験にどのように影響するかを探求します。

 

ピアレビュー・ウィーク2021の初日は、アイデンティティと査読が相互にどのように影響し合っているのかを、パネルディスカッションを通して考えます。セッションでは、著者、査読者、出版社という異なるアイデンティティを持つパネリストたちが、それぞれの立場から査読について語り、次のような質問に答えます:査読についてどう考えているのか?査読でどのような経験をしてきたか?査読プロセスへの認識はどのように変遷してきたか?互いに何を期待しているか?どうすれば査読がより包摂的になるか?

 

このセッションは、次のような方々におすすめです:

 

  • 著者―査読者や出版社が、本当のところ査読についてどう考えているのか、著者に何を期待しているのかを知りたい方。
  • 査読者―著者・出版社とオープンに対話し、査読における経験と課題を共有したい方。また、著者と出版社が何を望んでいるのかを知りたい方。
  • 出版社―著者と査読者の思いに耳を傾けることによって、どうすればより良いサポートができるかを知りたい方。また、出版社の視点を著者・査読者と共有したい方。

 

開催日時: 2021年9月20日(月)18:00(JST)

 

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パネリスト

 

Dr. Christopher Leonard (モデレーター)

カクタス・コミュニケーションズ/製品戦略部門ディレクター

20年間にわたって編集、テクノロジー、製品関連業務に携わる。前職はEmerald Publishing製品部門責任者、カタール財団編集ディレクター、BioMed Centralアソシエイト・パブリッシャー、エルゼビア編集者。世界各国で勤務した経験から、学術出版業界について幅広い視野を持つ。より良い出版空間の構築に情熱を注いでおり、研究者を中心に据えた学術界の再設計に意欲的に取り組んでいる。執筆も精力的に行い、Twitterに夢中で、デザイン、フォント、アクセシビリティに目がない。リーズ大学(英国)で色素化学の博士号を取得。

 

Dr. Michael Willis

Wiley/研究者の代弁者(Researcher Advocate)

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古代史と古典が専門。CatchWord社で出版業界でのキャリアを開始した後、2005年にBlackwell Publishingに入社し、健康科学分野のジャーナル編集部を統括。2014年からはWiley社でヨーロッパ・中東・アフリカ地域の全編集部を統括し、査読のベストプラクティスおよび査読モデルの開発と実装に取り組んだ。2019年からはResearcher Advocateとして、投稿および査読プロセスで編集者、査読者、著者としての研究者のニーズを満たす方法を模索している。2016~2017年、International Society of Managing and Technical Editors会長。

Twitter: @mwillispub

LinkedIn:https://www.linkedin.com/in/michael-willis-86b3423/

 

Dr. Rajyashree Sundaram

産業技術総合研究所/研究員(Staff Research Scientist)

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ベテランの材料化学者として、新しい材料技術を研究界から産業界に伝えることに情熱を注いでいる。論文出版や国際学会での発表経験も豊富で、2017年に出版した論文(Sundaram et al., Scientific Reports、vol 7、9267)は材料科学分野のトップ100論文に選ばれた。産業界にライセンス供与した特許の(共同)発明者。Journal of Composites Scienceで査読者とtopics board editorを務めている。仕事以外では、メンタルヘルスと食品安全に取り組む組織でのボランティア活動に積極的に参加している。

 

Dr. Yufita D. Chinta

北海道大学/研究者(環境科学)

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北海道大学で環境科学の博士号を取得。現在は北海道大学北方生物圏フィールド科学センターの博士研究員として、世界的な関心が高まっている持続可能な農業システムの研究に取り組んでいる。研究者向けコミュニティR Voiceで、創設メンバーの1人として博士号取得の経験を積極的にシェアしている。

 

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