カクタス・コミュニケーションズのエディテージ米国法人代表であるドナルド・サミュラック博士と、Altmetric(オルトメトリック)の設立者/CEOであるユアン・アディー氏が対談を行いました。
第6部の今回、アディー氏はAltmetricと代替指標の違いを説明しています。 Altmetricとは、研究のインパクトに関するデータを収集して整理する企業の名前ですが、代替指標は、インパクトファクターを用いずに研究のインパクトを測定する方法を指します。ここ数年で、研究のインパクトを測定する姿勢には大々的な転換が見られました。今日では、代替指標からデータを抽出し、それを利用することによって、発表された研究の経済的、社会的、さらには文化的な影響度を理解することにますます主眼が置かれるようになっています。そのような中、Altmetricのようなツールは、この理解を引き出すための道具と言えるでしょう。
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Part 1: 「Altmetricは著者としての経験から生まれたものです」
Part 2: Altmetricは学術研究への注目度をどのように測っているのか
Part 3: 出版済み論文のAltmetricデータを探して解釈する
Part 4: 現在の研究情勢にはどのような変化が必要か?
Part 5: 代替指標データを研究者のキャリア形成に活用する