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学術出版の共通問題に取り組む若手研究者のためのガイドライン

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学術出版の共通問題に取り組む若手研究者のためのガイドライン

研究を志す者にとって、査読誌での初めての論文出版がキャリア上の重要な節目であることは広く認識されています。論文を出版することによって、分野での議論に積極的に関わり、知識の体系に貢献していることを示せるからです。

 [本記事はウォルターズ・クルワー(Walters-Kluwer)社の著者向けニュースレター、Author Resource Reviewに掲載されたものを、許可を得てここに再掲載したものです。著者:デボラ・Aチュン (Deborah A. Chyun) 氏/スーザン・ヘンリー (Susan Henly)氏 

デボラ・Aチュン(PhD、RN、 FAHA、 FAAN)氏はウォルターズ・クルワー・ヘルス(Wolters Kluwer Health)が発行するNursing Research誌の編集委員です。同氏はニューヨーク大学ローリー・マイヤーズ看護学院(New York University Rory Myers School of Nursing)の副学部長(Executive Associate Dean)と教授(Dr.John W. Rowe)を務めています。

スーザン・J・ヘンリー(PhDRN FAAN)氏はNursing Researchの編集者で、ミネソタ大学名誉教授です。同氏は看護研究および健康の経過(健康の軌跡)における心理測定法について研究しており、Routledge International Handbook of Advanced Quantitative Methods in Nursing Research誌の編集者も務めています。]

 


研究を志す者にとって、査読誌での初めての論文出版がキャリア上の重要な節目であることは広く認識されています。論文を出版することによって、分野での議論に積極的に関わり、知識の体系に貢献していることを示せるからです。私たち編集者も、「おめでとうございます!」で始まるアクセプトの通知メールを受け取る人々を祝福し、喜びを分かち合っています。また、投稿前の質問メールや、初めての論文を投稿して出版の舞台に立とうとしているすべての学生たちにエールを送っています。


学生やポスドク研究者の出版は、成功すれば良い意味でゾクゾクするものですが、困難や落とし穴に遭遇することも多々あります。覚悟を決めて必死の努力をしても、利益が競合する中、学術出版の経験がない状態では、途中でうまくいかないことがあると、耐えがたい負の感情に苦しむこともあるでしょう。私たちは編集者として、初めての出版にまつわるありとあらゆる経験を見てきました。以下の論説は、有益な出版経験を得るために知っておくべき共通の課題やポイントについての情報を提供する目的で書かれたものです。


出版について学ぶ

出版は、広範にわたる科学コミュニケーションというプロセスの中心に位置づけられています。コミュニケーションのプロセスには、従来型のセミナー、会議、学会などがあります1が、今では電子ジャーナルのウェブサイト、情報収集サイト、電子図書館やデジタルアーカイブも含まれるようになりました。2 これらすべての活動の中心となる概念はコミュニケーション、つまり各分野内や分野間で新しい知識を蓄積しつつ利用できるような情報交換を行うことです。著者や研究者は、重要な論文や目録を読んで引用を行います。文献レビューである概念(アイデア)の歴史を批判するときは、過去の科学者との対話が行われます。直接対面できる場や最新刊のジャーナルでは、同時代の人々と自分のアイデアを共有します。そして自分の論文が出版されれば、アイデアや業績を分野の未来の科学者に伝えることになります。若手研究者は、論文執筆の際にこれらのコミュニケーションのダイナミクス(原動力)を念頭に置いておくと有効です。


科学コミュニケーションとは、著者がジャーナルの中で自分の立場を確立して読者の関心を集めようとすることで、競いながら努力する行為です。査読誌で論文を出版し、科学の言説に首尾よく参加するためには、当然ながらそのプロセスの基本を分かっていなければなりません。優れたアイデアを持っていることと、それを文章で伝えるスキルを持っていることは必要不可欠です。人生の別の側面にも当てはまりますが、取り組んでいることを楽しめれば苦痛は和らぎますし、練習を積めばパフォーマンスは上がります。3米国の(看護学)博士課程プログラムのほとんどは、アメリカ看護大学協会(American Association of Colleges of Nursing, AACN)4の博士課程カリキュラムの構成要素に準じ、研究成果を広めるための話したり書いたりするための学術的ツールを使える能力を身に付けることを学生に求めています。5このスキルは、正規の授業で学んだり、あるいは研究助手などの職務として、大学院生やポスドク研究者が研究プロジェクトに関わりながら、研究者と共にアイデアを考えたり論文を執筆したりする中で学ぶことも可能です。大学院生やポスドク研究者は、執筆や研究を広めるプロセスに参加することを「隠れたカリキュラム」として学ぶこともあります。これは、文章化されていない非公式な形で、ときには意図していない形で、科学者コミュニティの価値や視点について学ぶこともあるということです。6隠れたカリキュラムで伝えられることには、科学の仕事において求められる厳密さ・独自性・倫理観、著者資格(オーサーシップ)の割り当てにおける公正さ、出版・研究助成金の申請・学術関連の職位における昇進の間の関連性などがあります。理想的なのは、大学院生の全期間を通じ、正規のカリキュラムと隠れたカリキュラムの両方で、入念かつ正確で独自性のある科学的成果をあげるために必要な考え方が育てられることです。逆に、好ましくないのは、大学院生が、競争に「勝つこと」こそが科学出版で最も大切なことだと学ぶことです。残念ながら、このような視点は、透明性の欠如したコミュニケーション、著者資格の割り当てにおける不正、サラミ出版(論文数のもっとも多い著者が「勝者」とされる)などにつながる場合があります。


出版を目指し、学ぶために書き、書くために学ぶ

大学院生やポスドク研究者は、研究生活の間に多くのレポートを書きます。課題の多くは、学生がテーマや研究方法、あるいはすでに普及している知見(例えば文献レビューなど)について学びやすいように考えて作られています。このような論文のすべてが出版に適しているわけではありません。例えばNursing Outlookの著者向け情報には、「授業の課題のために書かれた論文は、Nursing Outlookの目的と研究領域に適合するように編集されている場合を除き、受け付けない」7と書かれています。これは、書き方を学んでいるときと、論文を出版するために書くときの目的が異なるためで、妥当で明確な指針と言えます。


「出版を目指して論文を書く」という課題であれば、論文執筆のよい機会となるでしょう。看護学者の出版する論文は多様なので、例えばアメリカ心理学会(APA)の論文出版の手引き(American Psychological Association’s Publication Guideline8 )や 医学雑誌編集者国際委員(ICMJE)の規定(International Committee of Medical Journal Editors’ Recommendations9)など、各種の出版規定に沿って書くことを学ばなければならないという難しさもつきまといます。それぞれのスタイルに沿って書かれた論文は、とくに議論や研究のエビデンスの提示の仕方、引用文献の書き方などの点で、構成が大きく異なります。スタイルには統一性を持たせなければなりません。スタイルに関わらず、情報が伝わりやすいタイトルのつけ方を学ぶことも非常に重要です。タイトルは、簡潔で内容が分かりやすいものがよいでしょう。タイトルに「方法」が含まれることもよくあります。機転をきかせた、面白おかしいタイトルは避けます。タイトルにMeSHキーワード(www.nlm.nih.gov/mesh/MBrowser.html)を使う方法も学んでおくとよいでしょう。的確なタイトルをつければ、出版された論文が検索されやすくなり、読者に論文を読んでもらいやすくなります。どのスタイルを参照するにせよ、APA論文執筆マニュアル(Publication Manual of the American Psychological Association)は、博士課程に在籍する大学院生全員の必須課題図書です。とくに第2章の「論文原稿の構成と内容」(“Manuscript Structure and Content”) は有益です。8 出版を目指して書かれた論文のテーマが意義深く、既存文献にはない内容が含まれる可能性があり、著者向け指針に沿って書かれたものであれば、査読され、出版を考慮してもらえるかもしれません。



著者資格(オーサーシップ)

著者資格は、「実際に執筆を担当した者だけでなく、研究に実質的・科学的な貢献をした者も含まれる」8と定義されています。若手研究者が大いに苦労するのが著者資格です。自分の論文出版の著者に誰を含めるべきか、また他人の論文原稿に自分が含まれるべきなのかどうかについては、どちらも悩むところです。論文審査委員を著者として含めるかどうかについても、よく疑問が生じます。ほとんどの場合、論文審査委員会で大きな役割を果たした人であれば、著者資格にふさわしいといえます。学内外で論文を読んでもらった人については、その関わり方やフィードバックの水準によって、含めるのにふさわしいかどうかが決まります。学生や若手研究者は、論文の執筆や研究を行う際に上級の教授や研究者と共同で作業する機会も多いため、そのような人々の役割については、研究プロジェクトの初期段階で明確にしておく必要があります。著者資格にふさわしい貢献をする人なのか、もしそうであれば、著者順のどこにその名前を入れるのが適切なのでしょうか。第一著者およびそれ以外の著者名の順番は、各自の貢献度によって決定されなければなりません。主要な貢献をした人が最初になります。8 学位論文の場合、その研究が「学生が考えた独立・独自の貢献」であれば、それ以降のすべての関連論文で学生が第一著者とされるべきです。8どのような場合も、著者順と、著者資格を保持するための研究チーム員各自への期待度を明確にすべきでしょう。ただし、貢献度が途中で変化し、それによって著者順が変わることもあります。


学位論文

従来の4~5章構成の学位論文は、研究プロジェクトの全容を系統立てて包括的に発表するものです。学位論文では、既存の文献をまとめ、知識のギャップがある箇所や研究が必要な問題点を特定し、リサーチクエスチョンと研究目的を考え、問題点を追求するための適切な方法について述べ、データの分析結果を示し、その結果をほかの研究結果と照らし合わせて考察し、医療行為・政策・今後の研究に対する意義を示します。学位論文はたいてい、後で1本あるいは複数の論文として世の中に広めていくための足がかりとなるものです。さまざまな理由で学位論文に基づく論文が執筆されないことも多く、問題となっています。研究は広く普及すべきものであり、研究結果の発信は倫理的義務とすら言えます。研究結果を共有し、さらなる知識の発展に貢献できるようにするため、従来の学位論文のフォーマットに代わり、論文を3本執筆するという選択肢を設ける博士課程プログラムも増えてきています。さらに、読み手や対象読者をさらに引きつけるようなデジタル論文などのフォーマットも提案されています。10


「単独の学位論文」を出版することで制限されてしまうことは多いため、それが論文3本という選択肢の受け入れ支持につながっています。学位論文の基本となる文献レビューは、それだけでも出版価値があることが多いものです。文献レビューを1本の研究論文としてまとめると、ページ数の制限があるために大幅な短縮が必要となり、貴重な洞察が失われてしまいます。解析手法を含む革新的な方法も、同じ運命をたどることがあります。1本の論文では研究結果まで十分に報告できないことも少なくありません。学生には、これらの論文執筆を奨励し、支援の手を差し伸べるべきです。論文3本の選択肢が適切でない場合も、学位論文の研究結果の出版は奨励されるべきでしょう。


3本の論文執筆という選択肢を考慮する場合、「選択肢」という言葉がカギとなります。すべての学位論文にこの方法がふさわしいというわけではないからです。学生にとってどちらの選択肢が適切かを決定する際は、学位論文の特徴に加え、学生の能力も考慮すべきです。従来の学位論文を出版可能な論文原稿に圧縮することは難しいと感じる学生も多くいますが、すべての要素を包括的に1つにまとめるという段階を「省略」しても、プロセスが楽になるわけではありません。3本の論文に直すことが可能な研究課題であっても、それがすべての学生にとって最善の方法とは限りません。3本の論文という選択肢は、慎重に考慮した上で、学生ごとに個別に判断されるべきです。論文の執筆と出版に関して学生が受けられるガイダンスは、博士課程プログラムごとに大きく異なります。博士課程修了前の必須課題として、出版論文が1本以上あることを条件とするには、博士課程在籍中に学ぶ機会と適切な支援が与えられている必要があります。卒業要件のために、不十分な原稿を出版可能な論文に整える義務は、ジャーナルにはありません。それは、学生と学位論文委員会、博士課程プログラム、そして教授陣の責任です。このプロセスに必要なのは、博士課程への進学時に学生の文章力を評価すること、授業で書くことに重点を置くこと、執筆を含む課題のすべてに詳細なフィードバックをすること、そして授業や進級のために書かれたレポートには修正の機会を設けることです。学生はまた、他人が書いた論文を批判することからも学べます。出版されている論文の評価を重視することに加え、助成金応募要項の模擬審査や、他の学生の論文を評価すること、さらには教授と共に出版する機会が重視されるべきでしょう。Nursing ResearchのOpen Manuscript Review(オープン査読)では、教授も学生も、査読プロセスが原稿の完成にどのように役立っているかを学ぶことができます。博士課程後期の学生やポスドク研究者は、ジャーナル投稿論文の査読に参加するという貴重な経験ができますし、ジャーナルと著者および研究者も、最先端の研究トレーニングを受けている研究者による新しい洞察を得ることができます。Nursing Researchでは、新人研究者が第一著者として論文を出版すると、審査委員になることを勧めます。さらに同誌は、事前に編集者の許可を得て、査読者ガイドラインの規定に準じている限り、博士課程の学生やポスドク研究者が論文原稿の査読に関わることを許可しています(査読者ガイドライン:http://journals.lww.com/nursingresearchonline/Pages/reviewerguidelines.aspx)。


博士課程での要求事項とジャーナルの優先度

学位論文に関連があるかどうかに関わらず、論文原稿の出版を必須とすることで、学生の成功の責任の所在が、ジャーナル編集者や査読者側に少々移っていますが、これには再検討の余地があります。ジャーナルにアクセプトされることを条件とするには注意が必要だということが認識されなければなりません。ジャーナルのなかでもとくに論文誌は、設定された目的と読者層に合った、最先端の質の高い論文を掲載します。学生や学位論文委員会にとって重要なテーマであっても、ジャーナルが必ずしも興味を示すとは限りません。学位論文は通常、研究キャリアの始まりであるため、出版には適していないかもしれません。研究資金が足りず、十分な数のサンプルを集められないことや、必要な方法が使えないこともあります。博士課程の研究は、結局は学びの経験なのです。(レビューは以下で読むことができます。 http://journals.lww.com/nursingresearchonline/Pages/openmanuscriptreview.aspx)また、有意でない結果の論文の出版は困難だということも知られています。このような場合にどうなるかは、どのような博士論文にするのかを決める場合と同様、結果が出るずっと前から分かっていることです。学術的観点から、学生が出版できるジャーナルは区別される必要があるのでしょうか?オープンアクセス、インパクトファクター、そしてその他の指標は考慮されるのでしょうか?考慮されるべきでしょうか?投稿すればよいのか、それともアクセプト、あるいは出版されることを基準にすべきなのでしょうか?学位取得の条件が、ジャーナルの優先順位やスケジュールとは必ずしも合わないかもしれません。学位取得条件は、とくにアクセプトの前に必要な複数回の修正にかかる時間など、出版にかかわる事柄について考慮する必要があります。ジャーナルは、大学のスケジュールや学生の締め切りに合わせて論文を出版することはありません。短く簡潔な研究レポートを出版するジャーナルも多数あります。そのような形式の方が、学位論文の結果発表に合っているかもしれません。ただ、それが学位取得という見地から適切といえるでしょうか?(Nursing Researchでは、短報には査読が行われ、出版された場合には通常の論文と同様にデータベースに採録されます。)最初の投稿でアクセプトされる論文は稀です。学生が著者である場合、査読者の提案と学位論文委員会の提案が対立した場合にどう折り合いをつけたらよいのでしょうか。


編集者とのやり取り

論文投稿には、ジャーナル編集者とのやり取りが含まれます。投稿前の質問、投稿時のカバーレター、評価への返答やその他のやり取りでは、専門家にふさわしい文章を使わなければなりません。これらの文書を準備する際は、編集者の役割と責任を理解していることが助けになります。編集者はコンテンツの選択、編集部の差配、投稿論文を正確かつ公平に評価するための査読の管理、科学的記録の整合性の確認を行います。これらの任務をベースとして、編集者は著者にさまざまなことを尋ねます。多くの編集者は、投稿前の質問を歓迎しています(Nursing Researchも歓迎しています) 。これは、投稿前に質問があれば、著者に有益なフィードバックを行い、査読の計画を立てやすくなるからです。投稿前の質問には、論文の仮タイトル、著者名、アブストラクトを含めましょう。論文投稿時のカバーレターには、関係機関の審査委員会や動物の飼育・使用に関する委員会のプロトコル承認、利益相反、投稿の時点で同じ研究データに基づいて書かれた出版済みの論文、出版予定の論文、査読中の論文についてすべてリスト化したものを含めましょう。投稿論文が新しい研究に基づくものだということが分かるのは、編集者にとってありがたいことです。これは、著者資格に関することなどで問題が出てくるかどうかなどを把握しやすくなるからです。ただし、これらの情報が出版基準として使われることは決してありません。質問が出るのは多くの場合、査読の際なので、編集者は情報を求めるために著者に問い合わせを行います。編集者からの質問には率直に答え、疑問が解消されて問題が解決されるようにしましょう。


私たち編集者は、質の高い論文原稿の投稿が増え、未来の看護学者を育てる役割を担うことができることを大変うれしく思っています。博士課程の教授陣とプログラムは、学生に対して論文出版に必要な支援を与えることが肝心です。私たちは、指導教授やメンター・学位論文委員会・ジャーナル編集者・査読者にはそれぞれ異なる役割があることを忘れずに、学生と協力しながら看護学を発展させていきたいと考えています。新しい学者の皆さんから研究の話を聞き、共に論文出版プロセスに関わることができることを楽しみにしています。

 

参考文献

1. Garvey, W. D., & Griffith, B. C. (1972). Communication and information processing within scientific disciplines: Empirical findings for psychology. Information Storage and Retrieval, 8, 123–136.

2. Hurd, J. M. (2000). The transformation of scientific communication: A model for 2020. Journal of the American Society for Information Science, 51, 1279–1283.

3. Saver, C. (2014) Anatomy of writing for publication for Nurses (2nd ed). Indianapolis, IN: Sigma Theta Tau International.

4. American Association of Colleges of Nursing. (2010). The research-focused doctoral program in nursing: pathways to excellence.  Retrieved from http://www.aacn.nche.edu/education-resources/PhDPosition.pdf

5. Wyman, J. F.,&  Henly, S. J. PhD programs in nursing in the United States: Visibility of AACN core curricular elements and emerging areas of science. Nursing Outlook, 63(4), 390-397.

6. The Glossary of Education Reform. (2015). Hidden curriculum. Retrieved from http://edglossary.org/hidden-curriculum

7. Nursing Outlook. (2015). Editorial policies. Retrieved from  http://www.nursingoutlook.org/content/authorinfo

8. American Psychological Association. (2010). Publication manual of the American Psychological Association (6th ed). Washington, DC: Author.

9. International Committee of Medical Journal Editors. (2014). Recommendations for the conduct, reporting, editing, and publication of scholarly work in medical journals. Retrieved from http://www.icmje.org/recommendations

10. Morton, P. G. (2015). What is the future of the PhD dissertation? [Editorial]. Journal of Professional Nursing, 31, 1–2.

Reprinted from Nursing Research: July/August 2015 - Volume 64 - Issue 4 - p 231-234.


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