ドナルド・サミュラック博士(カクタス・コミュニケーションズ、エディテージ米国オフィス代表)が聞く対談シリーズ:パート5(最終回)
【参加者】
アン・ウッズ博士(Dr. Anne Woods、WKH看護師長)
ショーン・ケネディ氏(Shawn Kennedy、American Journal of Nursing誌編集長)
最終回の今回は、学術コミュニティが密接につながるにはどうすべきか、そしてどうすれば著者が論文の売買や剽窃などの不正行為に走らないか、というテーマについて議論が交わされました。せめてもの救いは、今は不正行為を見つけやすくなっているので、不正を犯した著者も発見されやすいということです。出版界は、不品行や不正を働く者に対して神経を研ぎ澄ませる、新たな時代に入っています。そのため、不正をはたらいた著者は、キャリアも信頼も含めて、すべてを失ってしまうことになります。しかしサミュラック博士は、自分たちが把握している非倫理的出版行為は氷山の一角に過ぎないと感じているようです。
本対談シリーズのその他のパート:
Part 1: ジャーナル編集者と出版社が語る:効果的な出版プロセスとは