メタアナリシスのPROSPEROにおける事前登録の競合について
Question Description: PROSPEROにおいて既に似たようなテーマが登録されているが登録時から1年程度stageの更新が"Formal screening of search results against eligibility...
View Article「落書き」が脳に効くことが最新の研究で明らかに
落書きには、脳に良い影響を与える効果があるようです。自由奔放な落書きや芸術活動は、脳の報酬系と繋がっている前頭前皮質への血流を促進し、踊る、笑う、チョコレートを食べるなどの行為中と同じ反応が得られることが分かったのです。会議や授業中、ついつい落書きをしてしまった経験はありませんか?ドレクセル大学(フィラデルフィア)が発表した新たな論文によると、落書きには、脳に良い影響を与える効果があるようです。この...
View Article「ダブルブラインド・ピアレビューとオープン・ピアレビューには、それぞれ長所と短所があります」
南アフリカ第2の老舗学術誌South African Journal of Science(SAJS)の編集長(Editor-in-Chief)で、プレトリア大学コンサルタント。過去にはフォード財団の大学院および高等教育のプログラム責任者、Eastern Seaboard Association of Tertiary...
View Articleジュラシック・パークの嘘:ティラノサウルスは走れなかった
映画「ジュラシック・パーク」では、ティラノサウルスが人を追いかけるシーンが印象的です。しかし最新の研究によると、ティラノサウルスは、車どころか人間よりも足が遅かった可能性が高いことが明らかになりました。スティーブン・スピルバーグの映画「ジュラシック・パーク」で、手負いのジェフ・ゴールドブラムが俊敏なティラノサウルスに追いかけられるシーンは、映画史上もっとも印象的な場面の1つでしょう。このシーンのおか...
View Article地球に蓄積された83億トンのプラスチックの末路
83億トンのプラスチックの塊をイメージしてみてください。環境問題の専門家たちは、プラスチックの使用削減を以前から訴え続けていますが、今回発表されたプラスチックの大量生産に関する新たな研究は、人類を本当の意味で目覚めさせるきっかけになるかもしれません。83億トンのプラスチックの塊をイメージしてみてください。環境問題の専門家たちは、プラスチックの使用削減を以前から訴え続けていますが、今回発表されたプラス...
View Articleグーグルによる研究資金援助に批判―関係者は疑惑を否定
2017年7月、グーグルが告発を受けました。その内容は、「自社の方針や立場に有利な論文を出版させるために、金銭面での関係性を開示しないまま、研究者に資金援助を行なっている」というものです。 2017年7月初頭、ウォール・ストリート・ジャーナルと米国を拠点とする非営利組織、Campaign for...
View Article重複出版について
Question Description: 医学系臨床医です。以前、Short communication形式でacceptされた臨床症例(自分がfirst author)をNarrative review形式の別の論文で使用することは重複出版にあたるのでしょうか?既に出版されているShort...
View Article1型糖尿病の発症を防ぐワクチンの臨床試験がまもなく開始
1型糖尿病の発症を防ぐワクチンの臨床試験が、今年から開始される予定です。世界では、数百人の乳児が毎年1型糖尿病を発症しています。この病気の発症を抑えられるワクチンが実用化されれば、医療は大きな飛躍を遂げることになるでしょう。2017年7月19日、1型糖尿病のワクチン開発に数十年にわたって取り組むフィンランドの研究者らが、ワクチンのプロトタイプ(試作品)の臨床試験を2018年より開始することを発表しま...
View Articleこれは二重投稿に該当しますか
Question Description: ある心疾患の新規術式について、以前に同僚がCase reportとして報告した(自分は共著者に含まれていない)ものを、4例のCase...
View Article国際論文のCOI開示について
Question Description: 1.論文においてCOI開示対象は過去1年間または3年間のどちらでしょうか? 2.研究費は少額であっても開示が必要ですか? 3.医学とは関連のない会社の株式の売却益・配当は開示は不要でしょうか? また医学系の会社の株であっても、論文内容と関連性のないものであれば開示は不要でしょうか?...
View Article抗生物質は最後まで使い切らなくてもいい?
「処方された抗生物質はすべて使い切らなければならない」という説は、数十年間に渡って医学界の常識でした。しかし、最近の研究で、この定説が根拠に乏しいこと、服用継続はメリットよりもデメリットの方が多いこと、感染症の治療にはより短期的な抗生物質の服用でも十分効果があることが、結論付けられています。「処方された抗生物質はすべて使い切らなければならない」という説は、数十年間に渡って医学界の常識でした。医師は、...
View Article東京大学が著名研究者の研究不正を認定
東京大学は、同大学所属の著名研究者の研究不正疑惑について、1年近く調査を続けた結果、5つの論文での研究不正を認定しました。細胞学の権威として知られる研究者への疑惑に、細胞生物学分野の研究者の間には動揺が広がっています。東京大学は、同大学所属の著名な研究者である渡邊嘉典教授の研究不正疑惑について、1年近く調査を続けてきました。同大学の調査委員会は、細胞生物学者の渡邊教授と丹野悠司元助教が5つの論文で研...
View Article投稿から半年経ってようやく返事が来たと思ったら、適切な査読者が見つからなかったことを理由にRejectされました…
Question Description: 比較的査読&出版プロセスが早いとされるBioMed...
View Article私たちは銀河系の外からやってきた?
新たに発表された研究で、物質が、超新星爆発によって銀河間を移動することが明らかになりました。これは、天の川銀河に存在する多くのもの(人類も含む)が、「銀河系外の物質」で構成されている可能性を示唆しています。新たに発表された研究で、物質が、超新星爆発によって銀河間を移動することが明らかになりました。これは、天の川銀河に存在する多くのもの(人類も含む)が、「銀河系外の物質」で構成されている可能性を示唆し...
View Article「プレプリントには、査読と科学を変革する大きな可能性が秘められています」
細胞生物学者/科学ジャーナリスト/精力的な漫画家/熱心なコミュニケーター。デュッセルドルフ大学(ドイツ)で生物学と生物医科学の博士号を取得した後、肝細胞学のポスドク研究員としてさまざまな研究に従事。13年間の研究生活を送った後、学術界の時事問題について調査・検討を行うブログ「For better...
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